Coinbase日本上陸!その価値を探る
Coinbaseの日本法人が日本でCoinbaseをローンチ。2021年8月現在の口座開設すべきなのか!?
世界最大級の暗号資産取引所Coinbase
Coinbaseの日本法人が日本でCoinbaseを2021年8月19日(木)よりサービス提供をはじめました。
暗号資産交換業者登録一覧によると、関東財務局長 第00028号 令和3年6月18日にCoinbase株式会社として登録されていますね。
取扱の通貨は多くなく、BTC(ビットコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、ETH(イーサリアム)、XLM(ステラルーメン)、LTC(ライトコイン)が挙げられています。
多くのニュースサイトで取り上げられていますが、突っ込んだ記事は見当たりません。
というわけで調べていきましょう。
注目はNicehashウォレットから入金手数料無料
Nicehashは暗号資産のマイニングに用いる演算資源を取引するサービスです。報酬として暗号通貨を得ることができます。
マイニングによって得た暗号通貨はNicehashウォレットに蓄えられますが、売買するには取引所に送る必要があります。
しかし、取引所への送付には手数料(Withdrawal fees from NiceHash wallet)がかかります。
NicehashWalletからcoinbaseへの送金手数料無料!
Nicehashのページでcoinbase宛ての手数料は無料であることが明記されています。
実際にNicehashのウォレットでwithdrawを選択した場合の画面です。送金先にcoinbaseを選択できます。
Nicehashからの送金手数料無料だけでもcoinbaseの口座開設の価値があります。
日本からの入出金
現時点では、入出金は株式会社三菱UFJ銀行のみ
入出金の方法(日本)に記載があります。
お客様は、現時点では、(a) 株式会社三菱UFJ銀行以外の金融機関から当社におけるお客様の取引口座へ日本円を入金、および (b) 当社におけるお客様の取引口座から株式会社三菱UFJ銀行以外の金融機関へ日本円を出金できません。
この制限はそれほど問題にならないでしょう。
問題は手数料です。入金は無料ですが、出金には手数料がかかります。
出金金額 | 手数料 |
---|---|
3万円未満の出金 | 110円 |
3万円以上の出金 | 330円 |
出金は手数料(3万未満110円、3万以上330円)が発生
この手数料が高いか安いかですが・・・出金手数料は結構まちまちですが、金融期間固定ならもっと安くしてほしいところ。
業者 | 手数料 |
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coincheck | 407円 |
bitflyer | 三井住友銀行220円~440円、他行550円~770円 |
GMOコイン | 無料 |
SBI VCトレード | 住信SBIネット銀行50円、住信SBIネット銀行以外160円~250円 |
取引手数料
暗号資産の売買は約1.99%の取引コスト、高い!!
20,000円以下の場合は、以下の通りの取引手数料が適用されます。
売買金額 | 手数料 |
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1,000円以下のお取引 | 99円 |
1,000円を超える、2,500円以下のお取引 | 149円 |
2,500円を超える、5,000円以下のお取引 | 199円 |
5,000円を超える、20,000円以下のお取引 | 299円 |
暗号資産の交換は最大2%の取引コスト、高い!!
ただし、暗号資産の交換(ある暗号資産を売却して別の暗号資産を購入)の場合、は最大2%の取引コストとなっています。
まとめ
2021年8月現在、coinbaseを積極的に利用するメリットは見当たりません。
しかし、Nicehashでマイニングを行うなら出金用のハブとして活用はアリ……か?