2021年度7月からSBI証券のクレジットカードによる投資信託積立がはじまりました。さっそくポートフォリオに組み込みます!

クレカ積立という名前でサービス開始

現在主だったところでは、楽天証券で楽天カードを使った積立(1.0%ポイント還元)、tsumiki証券でエポスカードを使った積立(0.1%~0.5%ポイント還元)が可能です。
そして、2021年7月からSBI証券が同様のサービスを開始しました!
さて、サービスの内容を見ていきましょう。結論から言えばポートフォリオに追加決定です。

SBI証券インデックス積立 width=640

SBI証券の投資信託積み立てで1%Vポイント付与(三井住友カードゴールドの場合)

注目はポイント還元率です。ゴールドカードなら1.0%ポイント還元で楽天と同等スペックになります。三井住友カードゴールド(NL)の記事三井住友カード ゴールド(NL)攻略)で記載したように年会費永年無料化が可能なので、この還元率を狙います。

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積立可能な金額は最大5万円/月!NISA可能

投信積立をクレジットカードで決済できます
クレカ積立可能な金額は毎月100円~5万円(1円単位)です
クレカ積立の設定は毎月10日締め切りで翌月1日に買付となります
※お客さまのカードのお支払い日は翌月10日または26日となります。
特定・一般/一般NISA/つみたてNISA口座で利用可能です
※ジュニアNISA口座(特定/一般預り含む)/法人口座は対象外です。
※クレカ積立に対応する三井住友カード発行のクレジットカードをお持ちの未成年のお客さまも対象です。
投信積立可能な銘柄すべてが対象です
決済額に応じてVポイントが付与されますVポイントとは?

クレジットカード積立は各社最大5万円/月が標準的です。これは、三井住友カードのサイトで以下の条件があるためであると記載されています。

2021年現在、金融庁は、クレジットカード決済のように与信に基づいて支払いを行う方法で有価証券(投資信託や株など)を購入する場合、「同一人物に対しての信用供与は10万円未満」「累積投資契約」「2ヵ月以内に決済を行うこと」であることなどを必須の条件としています。

2カ月以内の決済と10万未満で月あたり5万ということでしょう。一次ソースをあたりたいところですが、金融庁のソースは見つけられませんでした。

投信マイレージを活用する

SBI証券では保有する投資信託の金額に応じて投信マイレージが付与されます。付与率はファンドによって異なり、多くは0.05%で手数料の安い商品ほど付与率は下がっていきます

0.05%より付与率が下げられている商品を見ていきましょう。いずれもノーロードで手数料が安い商品です。

■以下の投資信託のポイント付与率は、月間平均保有金額に対し一律0.0401%になります。

・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

■以下の投資信託のポイント付与率は、月間平均保有金額に対し一律0.0374%になります。

・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

■以下の投資信託のポイント付与率は、月間平均保有金額に対し一律0.0275%になります。

・SBI-SBI・先進国株式インデックス・ファンド

■以下の投資信託のポイント付与率は、月間平均保有金額に対し一律0.0242%になります。

・SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド
・SBI-SBI・中国A株インデックス・ファンド
・SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
・SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
・SBI-SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド

■以下の投資信託のポイント付与率は、月間平均保有金額に対し一律0.022%になります。

・SBI-SBI・新興国株式インデックス・ファンド

何を積み立てるのか

ノーロードで信託報酬が安いものを選べ

投資信託の銘柄比較ではかかる手数料を見ていく必要があります。大きくは購入時に発生する「販売手数料」、保有期間中に発生する「信託報酬」、換金時に徴収される「信託財産留保額」です。
前述の投信マイレージで微量ながらさらに実質的なコストは下がります。このくらいならもはや手数料的には誤差でしょう。いずれもノーロードで0.1%前後の信託報酬です。

ファンド名 販売手数料 信託報酬 信託財産留保額
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス なし 0.098890%~0.102300% なし
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) なし 0.09570%~0.09680% なし
SBI-SBI・先進国株式インデックス・ファンド なし 年0.09549%程度~年0.10220%程度 なし
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド なし 年0.1102%(税込)程度 なし
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド なし 年0.0938%(税込)程度 なし
SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド なし 年0.0938%(税込)程度 なし
SBI-SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド なし 年0.1238%(税込)程度 なし
SBI-SBI・新興国株式インデックス・ファンド なし 年0.176%(税込)程度 なし

全世界株式?先進国株式?全米株式?S&P500?……あまり気にしなくてもいい

何を積み立てるかですが、基本的に全世界、先進国、全米、S&P500指数といった広範囲のインデックスを選びます。高配当や新興国はここでは選びません。全世界・先進国はよりリスクが低そうなイメージを受けますが、米国の比率が高いため似たような値動きになります。乱暴な言い方をすればどれでも大差ありません。
今回はSBI証券での積立なのでSBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンドを購入することにしました。

NISA枠使わない

私はSBI証券をNISA口座にしているので、NISA枠の利用も考えられますが、NISA枠は別で使いたいので、利用しません。積立NISAならNISA枠を使ってもいいですね。

まとめ

SBI証券で始まったクレジットカード積立は楽天証券とほぼ同等のクレジットカード積立攻略が可能です。三井住友ゴールドカード(NL)を永年無料化するところがポイントですね。今後積立ポートフォリオのメインを担っていけそうです。次にくるマネックス証券とマネックスカードも同程度の条件を期待しています。